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院長

澤田 愛

代表インタビュー

―歯科業界とかかわることになったきっかけは?

子供のころから歯並びが悪かったのがコンプレックスで、歯科治療には興味がありました。

高校2年生の夏、虫歯がひどくなりすぎてすごく痛んだ時期があり、ある歯医者に通いました。

そこで、おじいちゃん先生が、「あんたに言ってもわかんないかもしれないけどさ」と

レントゲンを見ながら状況や使用している器具について説明してくれました。

その説明がとてもわかりやすく、痛みの原因がわかり「面白い!」と感じました。

これをきっかけに、歯医者になろう!と強く思い、

歯医者になるには、歯学部に入らなきゃ、勉強しなければと思いました。

それまで、高校では部活に力を入れていましたが、勉強に身が入るようになりました。

 

-なぜこの事業を始めたのですか?

私は一番長く勤めたのは大学でした。

診療の他に教育、研究、大学運営に関わる仕事など

仕事の内容は多岐にわたりそれはそれでやりがいがあり、

楽しく思っていました。8年くらいたった時に、毎日日付が

変わるくらいまで仕事をして休日も出勤したりで「いつまでこういう

生活をするんだろう、自分の時間もほしい」とふと思いました。

大学で得るものは得たと満足し、次のステップに進むことにしました。

まずは開業医での勤務医をしました。

この時も勉強になることがありましたが、半年くらいで今のパートナー

定岡が勤務する医院に異動し、一緒に診療していました。

そこでは患者さんが、痛みさえなければ治療途中で来なくなる、

歯磨きが不十分など、歯科に対する興味の薄さに驚きました。

患者教育の必要性とそれを改善するスタッフのための教育が

必要であると感じました。

それを分かっていながらも、「自分の医院ではない」ということから

どこまで踏み込んでいいかわからず、年齢的なこともあり

そこの医院をよくするよりも「自分たちの医院を創ろう」と思い至りました。

―歯科業界にたいしてどのような思いをもっていますか?

歯科治療の多くは「他人から結果が見えない治療」です。

口の中をみる機会があったりレントゲンを撮る機会があればようやく見えてきますが、

前歯以外はほとんど見えません。

また、自分が保険診療を受ける時には、

「お金が結構かかるなぁ」と思うかもしれませんが、診療の内容に対する

対価としてはかなり安いのです。

基本的に治療が難しく他人からは結果が見えない、

さらに、多くの患者さんを診ないと会社としては運営できない、

そういった背景から、保険診療では十分な時間をかけて丁寧に治療することが難しいのです。

 

でも、患者さんからすれば治療は早く終わりたいし、

人から見えないところでも真面目にしっかりした治療を受けたい、

というのが当たり前の価値です。

それを叶えるために、私は拡大鏡を装着して精密な治療を心掛け、

成果が見えない間に治療を中断しないように説明をするようにしています。

 

歯科治療だけではないことですが、人と接する仕事である以上

「この人のためにプロとして自分は何ができるか」ということを考えて、

治療計画を提案し、お話をしながら相手の不安を取り除くようにしています。

それによって患者さんも、だんだん気持ちが打ち解けていくのがわかります。

信頼してもらえると言う事が、一番の原動力になっています。

 

―自社の魅力は何だと思いますか?

私たちは、これまでの歯科治療で恐怖心のある方や、
治療結果に不満のある方、治療結果はともかく経過に
不満のある方でも、その悩みを解消できるように努めています。
治療が終わった後、受付での大きな笑い声が診療室にいる
私まで聞こえてくることがあります。
医学的な治療の満足はもちろんですが、
笑顔で帰っていただくことがとても嬉しいですし、
そういう場を提供できるところがアローデンタルクリニックの魅力だと思います。

―仕事をしていて一番大変な事と一番の喜びを教えてください。

大変なことは、スタッフの希望と私の希望とをうまく合わせて医院の体制を
整えていくことです。
スタッフ全員で、同じ方向を向くというのが難しいと改めて感じます。
そのため、今は話し合いやミーティングをどんどんしていき、
会社として一致団結できるようにしていきたいです。
一番の喜びは、患者さんから「ここに来て良かった!これからもよろしく」と
いう言葉をいただいたときです。
あと、入れ歯で10年以上悩んでいた患者さんには、

当院で治療を受けた後に紹介元で
「宝くじにあたったようだ!」と言っていただけました。

ただ単に「澤田先生に診てもらえて良かった」ではなく、
スタッフも含めて患者さんに評価していただくのが
一番やってきてよかったと思う瞬間です。

―スタッフにはどういう思いを持っていますか?
スタッフには「アローデンタルクリニックで働く意義」を
見つけてもらいたいと思います。
賃金を得るための手段と捉えるのではなく、
仕事そのものが楽しいからする、その結果給料ももらえる、
という状態になれると、さらに工夫してみようという気持ちにもなれます。
「相手のために行動する」という認識で仕事ができると、
アローデンタルクリニックが患者さんからみて
「なんだか行って、気分が良かった!」という印象を与えることができます。
スタッフには、そういうやりがいをみつけてもらいたいです。

私も、やりがいを見つけられるように手助けをしていきたいですし。
今いるスタッフは、素晴らしく気遣いが出来る人ばかりです。
お互いに声掛けをしあい、感謝し合える仲。
私が育てたという考えは一切なく、自分たちで
成長していってくれていると感じます。

-休みの日は何をしていますか(趣味・特技など)
車の運転が好きなので以前はよく長距離ドライブに出かけていましたが、2年前からロードバイクを始めて自走で出かけています。綺麗な景色を見ながら風を切って走るのはとても気持ち良いですね。仕事をするにも体力は必要なので、健康増進・体力向上にも役立っていると思います。

―会社の「これから」について教えてください。
開業して5年経ちますが、これまではスタッフ一人一人がある程度できていることに甘えて、
働き方、仕事に対する意識についてあまり考えてきませんでした。
その分スタッフはどうしてほしいのかわからず、
目標も立てられず達成感も得にくかったと思います。
これからは「なぜアローデンタルクリニックで仕事をしたいのか」
そして「アローデンタルクリニックで働く楽しさ」
という答えを各自が明確に持てるように、私の考えを示し、
全体を良くしていくための意見を出し合っていきたいと思います。

―採用を申し込むか悩んでいる方にひとこと
言われたことだけやっていればいい、という考えの方は申し込まないほうが良いかもしれません。
最初はよくても、いずれ苦しくなる時が来ると思います。
指示を守るのはもちろん大事ですが、私はそれ以上に
「こうやったらこの人(患者さんやスタッフ同士)が喜んでくれるかも」
と、考えることが出来る人と仕事をしたいと思っています。

いきなり素晴らしいアイディアを出せと言う事ではなく、
ちょっとしたこと、ちょっとした気遣いができれば
その積み重ねで大きな成果を生みます。
そして、経験はもちろんあるに越したことはないですが、
今いるメンバーも未経験からスタートしております。
経験の有無ではなく、相手への気遣い、プラスアルファで、
行動ができる方、気持ちを返していける方はぜひ一緒に働きましょう。

 

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