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定着しないのはなぜか?

  • 5 日前
  • 読了時間: 4分

人が辞める会社・辞めない会社の“決定的な違い”


「採用はできても、なかなか定着しない」


こうしたご相談が、後を絶たないです。


では、そもそも――

定着しない会社は、何が違うのでしょうか。


給与でしょうか。人間関係でしょうか。

もちろんそれも一因ですが、実はもっと根本的な違いがあります。


人が辞める理由は「人」ではなく「環境」


多くの現場を見ていると、

「うちの社員は定着しない」

 「最近の若い人はすぐ辞める」

といった声が聞かれます。


ですが実際には、

人が辞める原因の多くは“会社の環境”にあります。


例えば、

・理念や方向性が共有されている組織

  → 主体性・やる氣・チームワークが生まれる

・理念が浸透していない組織  → 不満・無関心・やる氣低下


つまり、

同じ人でも「環境」で結果が大きく変わる

ということです。


定着の正体は「企業風土」


では、その環境とは何か。


結論はシンプルで、

企業風土です。


どんな制度を入れるか以上に、

・どんな価値観で動いているか

・どんな空氣感があるか

が、定着に大きく影響します。


定着する会社に共通する3つの特徴


弊社セミナーでもお伝えしているのが、次の考え方です。


成長する会社の原則

  • 人に優しく

  • 事に厳しく

  • 場は楽しく



この3つが揃うことで、

  • 安心して働ける

  • 成長を実感できる

  • 前向きに挑戦できる

という状態が生まれます。


逆にどれか一つでも欠けると、

  • 甘いだけの組織

  • 厳しいだけの組織

  • 仲がいいだけの組織

になってしまいます。


実は、採用の段階で定着は決まっている


もう一つ見落とされがちなのが、採用との関係です。

採用と定着は別ではありません。

人財育成は採用から始まる

つまり、

  • 自社に合う人を採用できているか

  • 価値観を伝えた上で入社しているか


ここがズレると、

どれだけ教育しても定着は難しくなります。



「辞めない会社」を目指す前に考えること


ここで一つ大事な視点があります。

それは、

定着は目的ではなく結果である

ということです。


定着だけを目的にすると、

  • 本来言うべきことが言えない

  • 組織の方向性がぶれる

  • 成長しない組織になる

といったリスクが出てきます。


では、何をすればいいのか?


ここまで読むと、

「考え方は分かるけど、具体的に何をすればいいのか?」

という疑問が出てくると思います。


実務としては、次の3つに分解して考えると整理しやすくなります。


① 会社の方向性を明確にする

理念やビジョンが大事、と言われても

「うちにはあるけど使っていない」というケースが多いです。


重要なのは“あること”ではなく“使われていること”です。

例えば、

  • 朝礼や会議で、理念に触れる機会があるか

  • 判断に迷ったとき「会社としてどうするか」で会話しているか

  • 管理職が自分の言葉で方向性を説明できるか


現場の会話に出てくる状態になっているかがポイントです。


② 成長できる仕組みをつくる

「成長できる環境」と言われても抽象的ですが、

現場では次の3つがあるかで大きく変わります。

  • 月1回の面談(振り返り+次の目標設定)

  • 評価の基準が言語化されている

  • 頑張りが何らかの形でフィードバックされる


よくあるのが、

「評価はしているが、伝えていない」

という状態です。


これでは、社員側は「何を頑張ればいいのか分からない」状態になります。

弊社でも毎月、評価面談を行って成長を促しています。


③ 日常の風土を整える

制度よりも影響が大きいのが、日常のやり取りです。


例えば、

  • 挨拶が当たり前に交わされているか

  • 良い行動に対して「有難う」「いいね」があるか

  • 上司からの声かけがあるか


特別な取り組みよりも、

毎日の小さなコミュニケーションの積み重ね

が、組織の空氣を作ります。


これらはすべて特別な施策ではありませんが、

「やっているかどうか」「継続できているかどうか」で大きな差が出る部分です。


ここまで見ていただくと分かる通り、

定着とは、環境と風土の結果です。


「辞めさせない」ではなく、

「働き続けたい」と思える会社にする

この視点が重要です。


まとめ


・定着しない原因は“人”ではなく“環境”

・カギは企業風土

・採用と定着はセット


そして最終的には、

「この会社で働きたい」と思えるかどうか

ここに尽きます。


ちなみに

今回の内容については、 5月14日・20日にセミナーでもお話しします。


「自社の場合どう考えるべきか?」 まで整理したい方は、ぜひご参加ください。



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